母の脳腫瘍切除、大手術2002年6月某日朝8時。 親戚みんな病院に集合して、笑顔で母を手術室に送り出しました。 予定では、明け方まで掛かる予定。 とても良い先生、雰囲気も、人当たりも良くって、教授なのに全然えらそぶってなくって優しい雰囲気の先生に掛かれて、あとはこの先生にお任せです。 弟嫁と二人で千羽鶴を折り始めました。 そのうちに、母の兄、母の兄嫁、本家のおばさん、弟…みんなで折っていました。 不思議なことに、あまり心配はありませんでした。 大変な手術をしているにもかかわらず。 母の兄から母の昔の、学生時代の話などを聞いたりして、みんなで笑っていました。 楽しく過ごしていました。 他にも手術待ちの部屋には、何組かの家族がいました。 わたしたちのように長く掛かる家族は他にはなく、みな、午前いっぱいとかで出ていき、だんだんと寂しい雰囲気に…。 出産でニコニコしている家族もいました 夕方になると、母の妹、母の妹主人も差し入れを持って来てくれました。 ますます母の昔話に花が咲き…。 大変な、大きな手術にもかかわらず、本当に、全然深刻さがなくって、いま思い返しても楽しく過ごしていました。 22時近くになってくると、さすがにみんなでここに居ることもどうだろう…ということで、弟と、弟嫁が番をして(もし手術中に何かが起きると、この待合室に電話が掛かってきます)何かがあったらそれぞれに電話をしてくれる、ということでみな一時帰宅。 このころには、千羽鶴も折りあがっていました。 明け方、弟よりメールが入りました。 無事に腫瘍はほとんど取ることができ、また脳に傷も付けることなく、縫合に入りました、と。 手術は明け方、5時頃終わったようです。 弟夫婦が術後に面会をしたようですが、当然麻酔も効いて眠っていますから、ただ顔を見ただけのようです。 ジャンル別一覧
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